こんにちは!
今回は、「マイクロ法人で節税になるって聞くけど、ほんまに得なん?」って疑問に答えるために、数字ベースでの簡単なシミュレーションをやってみたいと思います。
✅ 比較する2つのパターン
パターン | 内容 |
---|---|
A:個人のみで収入100万円 | すべて事業所得として確定申告 |
B:マイクロ法人+個人のハイブリッド | 法人から月4.5万円の役員報酬+残りは個人でFX運用など |
✅ パターンA:個人のみで100万円稼いだ場合
- 所得税:約5%(住民税あわせて10%前後)
- 国民健康保険:約10万円〜15万円
- 国民年金:年約20万円(定額)
▶︎ 合計の税・社保:ざっくり30〜35万円
✅ パターンB:法人+個人に分けた場合(ぼくのやり方)
法人側
- 売上:100万円
- 経費:30万円(通信費・サーバー代・保険料など)
- 役員報酬:年54万円(月4.5万円)
- 残り利益:16万円(課税所得)
→ 法人税+地方法人税:約2〜3万円
→ 社会保険料(健康保険+厚生年金):月約1万円ちょい
→ 役員報酬は給与所得控除で非課税!
個人側(FX収益や他の副収入)
- FXや投資利益 → 申告分離課税(税率約20.315%)
- 国民健康保険・年金 → 不要(法人で厚生年金加入してる)
▶︎ 合計の税・社保:ざっくり15〜18万円
✅ 比較すると…
項目 | パターンA | パターンB |
---|---|---|
所得税・住民税 | 約10万円 | ほぼ0円(給与控除内) |
社会保険 | 約30万円(国保+国年) | 約12万円(法人の社会保険) |
法人税など | ― | 約2〜3万円 |
合計負担 | 約40万円前後 | 約15〜18万円 |
年間で20万円以上の差が出ることも!
✅ これができる理由
- 法人は「経費で落とせる範囲が広い」
- 役員報酬の金額を自由に設定できる
- FXや投資は個人で申告分離できるので、別管理できる
→ **法人の利益と個人の収入を“コントロールできる”**のが、最大の強みやねん。
✅ 注意点:節税には“やりすぎNG”もある
- 法人に利益を残さなさすぎると、銀行信用や将来の融資に影響
- 経費に無理やり入れすぎると税務署からツッコミが入る
- あくまで「合法で、実態のある使い方」が大前提!
✅ まとめ:最適化するだけで節税になるんやで
「法人って面倒そう…」って思う人も多いかもしれへんけど、
実際は**“仕組みを一回作ったら、あとは淡々と回すだけ”**やねん。
ぼくみたいに、
- 経費はシンプルに
- 報酬は最小限に
- 利益も最低限に調整して
- お金の流れをちゃんと分ければ
それだけで節税になって、個人の可処分所得は増えるってことやね。
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