まいど!今回は「配偶者に役員報酬を出すとき、実際どんな手続きが必要なん?」っていう疑問にお答えするで。
「節税やし、奥さん(旦那さん)に役員報酬出したいな〜」って思っても、ちゃんと手順ふまんと税務署に“あかん!”って言われるかもしれんから注意してな。
✅ 1. まずは「役員にするで〜」って決めるところから
配偶者を役員にするには、ちゃんと会社として決定した証拠(議事録)を残す必要があるねん。
- 株主総会(または社員総会)で就任を決める
- 議事録に名前・就任日・報酬額などを記載
※ひとり社長でも「議事録作りました〜」って形だけはちゃんと残しといてな!
✅ 2. 登記が必要な場合もある
株式会社や合同会社やったら、法務局での役員変更登記が必要やで。
- 登記申請書
- 株主総会議事録
- 就任承諾書
- 印鑑証明書(必要なら)
登記後は「登記簿謄本」に配偶者の名前も載るで!
✅ 3. 税務署への届出も忘れずに
配偶者に報酬を出すなら、税務署にも「給料払いますよ〜」って届け出しとこ。
- 給与支払事務所等の開設届出書
- 源泉所得税の納期の特例申請書(希望する場合)
法人設立時に提出してても、新しく報酬を出すなら再確認が必要やで!
✅ 4. 報酬額は「適正」にせなあかん
「家族やし適当に決めとこ〜」はNG。仕事内容に見合った金額じゃないと、税務署から否認されるリスクあるんよ。
- 例:月3万円〜5万円くらいが無難
- 業務内容のメモや業務日報をつけておくと安心やで
✅ 5. 給与は現金手渡しNG!振込が基本
必ず「法人口座 → 配偶者の個人口座」へ振込で支払うんが鉄則や!
- 毎月の支払日を決めておく(例:25日)
- 帳簿・通帳の履歴も記録として残るから一石二鳥
freeeやマネーフォワードを使えば、仕訳も楽ちんやで〜!
✅ 6. 源泉徴収&年末調整もお忘れなく!
報酬を出す以上は源泉所得税を預かって納める義務があるで。
- 毎月 or 年2回で源泉税を納付
- 年末調整で源泉徴収票を配偶者に発行
- 法定調書合計表などを税務署に提出
✅ まとめ:正しい手順でやれば、節税にも家計にもプラス!
配偶者に役員報酬を出すのは節税にもなるし、将来の年金や家族の信用力アップにもつながるんや。
でも、そのためには手続きも振込も、ちゃんと筋を通すことが大事!
「身内やから適当でええやろ」は通用せえへんのやで。
しっかり実務を押さえて、家族で上手に法人を活用していこな!
次回は「配偶者に報酬を出したとき、扶養はいつ外すべきか?」についても解説していくで〜!
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